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【MATERIAL】三助焼手びねり陶芸体験レポート

三助焼は富山県砺波市の窯元で作られている富山が誇る伝統的な焼物です。
 
トトンでは、作陶の際に、わずかな釉薬のムラやハゲ、形のゆがみ等により検品で外されたもの等を引き取り、トトンマークを入れて販売しています。そのようにB品とされているものも、一つ一つ手にとってみると、手馴染みが良く土の温かみを感じる味わい深いものばかり。
 
五代目である谷口さんにお話を伺うと、三助焼は土の捻り具合、火の加減、薬の調合や掛けかた等で全く表情の異なるものが出来上がるほど繊細で、作品としての成功率は8割だそうです。
 
そんな三助焼の手びねり陶芸を体験してきました。
 
まずは、谷口さんのお手本を拝見。
みるみる内に器が出来上がっていく様に、惚れ惚れするばかり。あっという間に素敵な椀が出来上がりました。
 
私は「一輪挿し」に挑戦!ろくろを使わずに綿棒で土を伸ばして形を整えていきます。途中土に入った気泡を潰したり、土の量を調整しながら伸ばしていくのですが大変難関でした。
 
出来上がった一輪挿しは、これまでに制作したものの中で一番長いと言われました。笑
 
また、残りの土で丸皿と器も作らせていただきました。
 
ここからは谷口さんと娘さんが24〜36時間をかけて焼いてくださいます。長時間かけて作業するのは大変な職人技で、ゆっくり水分を抜かないと割れてしまうことがあるそうです。
 
ワクワクドキドキしながら、待ち続けること約1ヶ月。
 
完成品がトトンに届きました!
職人さんによる技が加わり、素敵な陶器が出来上がりました。
嬉しい!!
 
これからの使い道に思いを馳せながら作品を眺めている今日この頃です。
 
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トトン1F STOREでは、わずかな形のゆがみなどを理由に正規品として販売できなかった豆皿や小皿、コーヒーカップやタンブラーなどの焼き物を販売しています。今までは捨てられたり価値を下げて売られていたものに対して、私たち買い手が少し寛容に受け入れていくことがこれからのスタイルになるといいなと考えています。ぜひお手に取ってご覧下さい。

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